ここまで読んでいただきましてありがとうございます。一年と三ヶ月、拍手を押していただいたりメッセージをいただいたり、応援していただいてありがとうございました。
中編設定で、すぐに終わるだろうと高をくくっていたのに、気がつけばもうすでに一年が経過しており慌てました。よもやここまで時間が掛かるとは思っていませんでしたので、自分の気分屋な性質が憎らしくてたまりません。
「愉快な人々」と銘打っている割にはあまり面白くないなとか、後半完全笑う箇所ないよねとか、つっこまれるべきところはたくさんあり、恐ろしいです。
しかし見放さないで下さったかたがたには本当に感謝の言葉もないくらいです。
重ね重ねありがとうございました。

ちなみにこのお話は、「春の日の〜」のシンデレラパロとして考えたのがおおもとなのですが、全く別物になってしまいましたので、独立して作り直したのがはじめです。
一応名残として姫と王子の身分差がないところが挙げられるでしょうか。あとはもうほぼ原型を留めていないです。だから別個の話として捉えていただければと思います。

以下おまけですが、私が執筆に当たって加筆修正しながら使っていた設定集です。
どうでもいい設定やら、あえて出していない設定とかいろいろありますので、見たい方だけどうぞ。
それではこれからも当サイトをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

2009.3.22 縁紅弁慶



<国名>************************************************************

アズーリ
大陸の東の青い国。
アズーリ王立総合研究所がある。(世界最大最高の学術機関)受験資格年齢は12歳〜30歳。
10人の大臣と一人の王で成り立つ。国王は血族結婚により生まれた一番最初の王子が継嗣となる。
高い学問と文化を誇り、商業と工学が盛んな富国である。
青い国と呼ばれる象徴の青い花は、アズーリ国内北東の領土で生産される。
染料として使われることが多く、酸を加えると赤く変色する。
禁色は群青。

現アズーリ王には従妹でもある后を筆頭に、30余人の妾妃がいるが、王の子供は后が生んだ継嗣のみである。

マゼンタ
大陸の南の赤い国。
装飾品に用いられる紅玉や翡翠や瑪瑙など、主だった宝玉を採掘し輸出している。
純度の高い良質のルビーが採れることで有名。しかし採掘できるのは少量であまり裕福ではない国。
ルビーのほか、鉱山の赤土から赤の顔料が作られる。
最近発掘されだした名称未定の鉱石は、未知数のエネルギー体であり、アズーリに研究依頼をしている。
この地で多く繁殖する赤い花は主に観賞用。
赤い国と呼ばれる象徴は、採掘されるルビーや赤顔料などあるが、民のおよそ7割が赤毛であることから由来される。特にマゼンタ王家は赤い髪に赤い瞳が多い。
禁色は緋色。

マゼンタ王には后が1人。8人の側妃と13人の妾妃がいる。
后には7人の王子と2人の王女。
8人の側妃には4人の王子と6人の王女。
13人の妾妃には1人の王子と3人の王女。
その他、母親のいなくなった5人の王子と8人の王女がいる。
后はマゼンタの王侯貴族の中でも特に多産の家系である傍流王家公爵家の出身であり、マゼンタ王家自体が元々多産の家系である。

<人名>************************************************************

サイアン
濃紺の髪にスカイブルーの瞳。アズーリの王太子。23歳くらい。
王の唯一の継嗣として育てられ、冷静沈着、頭脳明晰、公明正大である未来の賢王。
容姿端麗、長身痩躯。12歳から15歳まで王立総合研究所に在籍。コツコツ努力型。
夢見がちな母親と少女趣味な乳母に育てられたため、白馬に乗った王子様ならぬ、かぼちゃの馬車に乗った運命の姫君に、密かに憧れる外見クールな王子様。意外とヘタレ。やるときはやるけど半ば切れ気味にならないとできない。
夢見がちなので、自分の想像で感動してみたり泣いてみたり熱くなったり忙しい人。
だいぶん思い込みが激しい。
初恋の人は大臣曰く「色白黒髪の小柄で瞳のパッチリ開いた可愛い系」らしい。しかしエオシンは色白だが赤毛の背の高い美人系。この情報が間違っているとは言い難いが、彼の恋情を左右するのはひとえに運命的な結びつきである。であるからしてあまり女性の好みに統一感はないようである。
個人的な希望的設定では童貞。
呼び方…「私」「エオシン」

エオシン
尻まである赤茶色の髪に真紅の瞳。マゼンタの后腹の王女。17歳くらい。
幼少の頃より実姉にいびられて育つ。
12歳でアズーリの学府を目指し、15歳で合格。血の滲むような努力をして姉から逃げた彼女を努力型といわずしてなんと言う。
床に付くほど長い髪は、マゼンタを出る時に尻あたりまで切った。普段は後ろで三つ編みの後、学府の濃灰の制服のフードに入れてる。
貧富や男女の差別がない学府に身を置くせいか、言葉遣いが男性的なときもある。しかしやはり好きな男の前では女らしい言葉遣いをするようだ。
姉が絶世の美女であるからして、妹も負けず劣らずの美人。着痩せした体はナイスバディ。学府の密かなアイドル。なことは本人が知る由もない。
健啖家で、朝食には鶏の丸焼きをぺろり。
大理石の床に頭を打ち付けても無事な石頭。これもひとえに姉のいじめに耐え抜いた賜物であると言える。
呼び方…「私」「サイアン様」「姉さん」

スカーレット
地を這う長さの深紅の髪に深紅の瞳。エオシンの同母姉。23歳くらい。
幼少より実妹をいびって遊ぶのが趣味としてきた、いっつあジャイアニズム。
妹が居なくなりその存在の大切さを初めて知るに至ったため改心?の後、妹を追いかけてアズーリに輿入れしようと画策。
身の回りのものに深紅や黒や紫などの濃い色を好んで使う。
「マゼンタの紅玉」と吟遊詩人が謳うほどの絶世の美女。化粧栄えのする気のきつい顔。
人間離れした健啖家で、朝食には豚の丸焼きをぺろり。
15〜16歳の時にマゼンタの公爵家へ降嫁しているが、夫の浮気が原因で離婚。
元旦那とは20離れている。結婚当初は非常に睦まじかったようだが、浮気発覚の際は旦那を半死半生の目に合わせて出戻った。再び会うことがあれば殺してやるのだそうだ。
12歳から13歳の一年半をアズーリの王立総合研究所に在籍。当時はエカルラートという偽名を使っており、男装していた。
通常3年掛かるカリキュラムを半分の時間で修め首席入学首席卒業。天才型。
サイアンと同時期に学府に在籍していたが直接の面識はない。
主人公二人を差し置いてヒエラルキーの頂点におわすお方。どこまでも剛田。
呼び方…「わたくし」「エオシンorお前」「殿下or貴方」

叔父
アズーリ駐在マゼンタ大使。マゼンタ王后の異母弟。恐妻家。
妻に対しては情けない男だが、仕事の時や社交の場では、実に洒落た都会人である。生かしきれていないが。

アズーリ国王
サイアンの父親。40歳。若いな!
種が薄いようで、サイアン以外に子がない。けれど無類の女好き。喋り口調は爺臭い。

10人の大臣
アズーリの政務を国王とともに司る大臣。
財務大臣とか建設大臣とか色々役職はあるが、面倒なので考えていない。
「〜ぞよ」「〜じゃ」などの語尾につくのは最高齢二人。
慇懃な敬語は最年少の大臣。
それ以外は適当。
現在の大課題は王家のお世継ぎ問題。すなわち王太子の花嫁選び。



姉姫の項目が長いのはご愛嬌(笑)




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